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大屯行楽エリアは大屯山北麓と菜公坑山南麓の間
にあって、火山盆地を呈し、大屯自然公園と呼ばれている。大屯自然公園は、二つの山に挟まれた大屯池のために湿度がきわめて高い。水生植物が繁茂している池のなかを木道が貫ぬいており、自然公園の散策が楽しめる。園内には多種多彩なツツジが植えられている。春になると、金毛ツツジ、西施ツツジ、久留米ツツジ、平戸ツツジなどで全山が赤く染まる。
大屯山歩道
大屯山には蜜をいっぱいに蓄えた植物が豊富なため、大群のアサギマダラをはじめアゲハ蝶が発生する。沿路には道標、解説板、展望台、コース地図なとが設置されており、行楽とともに生態観察が楽しめる。大屯山駐車場から大屯山頂の方向に進む。大屯坪、二子坪へ下り、二子坪歩道から駐車場へ戻るまで約3時間のハイキングコースである。
二子坪歩道(バイアフリー)
大屯登山口から二子坪まで、幅約3m、長さ約1.7kmの歩道である。歩道の両側には植物が豊富で、アカクスノキ、「墨点桜桃」、アジサイ、ヒサカキ、鴨脚秋海棠などが、四季交代で咲き競う。とくに島田氏沢蘭が満開になる頃は、アサギマダラやコアサギマダラが群舞し、森林浴と自然探索に絶好の季節である。この区間の歩道はバリアフリーとなっており、車椅子の方、目の不自由な方(付き添いがいる場合)でも通れる。また学校教育のなかで植物、昆虫、鳥類を観察するコースにもなっている。
菜公坑山歩道
菜公坑山へのルートはそれほど長くないが、沿線の景観は見ごたえがある。山頂には磁気を帯びた「反経石」と呼ばれる石がある。岩石の中に磁鉄鉱を含んでいるので、北を指す磁石の能力を歪めるといわれ、好奇心豊富なハイカーの人気を集めている。その登山口は大屯自然公園のそばにあり、踏破には約70分かかる。家族連れにもお勧めのハイキングコースである。
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