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陽明山国家公園新スポット「竹子湖蓬莱米原種田故事館」が12月23日に開幕、ぜひお越しください!

「竹子湖蓬莱米原種田故事館」が2015年12月23日午前、湖田小学校にて醒獅団及びダンスパフォーマンスの上演の中で、盛大にオープニングセレモニーが行なわれ、陽明山国家公園に新たに観光スポットが増えました。

陽明山国家公園内に位置する竹子湖地区は、1923年に日本型イネを栽培する原種田を設置し、そこで生産されたイネは1926年に「蓬莱米」と命名されました。1928年に落成した「台北州七星郡竹子湖蓬莱米原種田事務所及びその倉庫」は、竹子湖蓬莱米原種田の耕作管理、穀種の集中、発送手配等業務の運営センターでした。当建築物は国民政府時代に、2度の修築・増築を行い、国防部憲兵司令部幹部教育、軍事演習の場所となり、「梅荷研習センター」と改名されました。

2009年に台北市政府文化局は事務所は蓬莱米原種田にとって重要な建築物であり、竹子湖は台湾蓬莱米の原生地育成場所である歴史的価値を充分に証明できることに鑑みて、「竹子湖蓬莱米原種田事務所」を歴史的建築物とすると公告しました。その後陽管処と国防部が協商して、土地不動産の充用手続きを行い、「竹子湖蓬莱米原種田故事館」の計画設計及び準備を推進し、地方産業史の保存と環境教育推進におけるニーズを、歴史的建築物再利用の発展目標としました。故事館の全体的な展示設計は、二つのテーマ館に分かれ、それぞれ「竹子湖の昔と今」の地方発展史、それと「台湾蓬莱米の故郷」と称される「竹子湖蓬莱米原種田の稲作史」があります。

陽管処は12月23日午前に「竹子湖蓬莱米原種田故事館」のオープニングセレモニーを行い、丁守中立法委員、内政部黃麗馨主任秘書、営建署許文龍署長、元駐日代表羅福全氏、日本交流協会西野幸龍主任、農糧署糧食産業組林傳琦組長、北投区役所李美麗区長、「国立台湾大学磯永吉学会」台大農芸学部賴光隆教授、謝兆樞教授、彭雲明教授、磯小屋ボランティア代表等各界の代表と、湖田里曹昌正里長、社区発展協会陳永如理事長率いる地域の年配者や竹子湖蓬莱米原種田農耕回復穀東クラブメンバー等が共に盛会に参加しました。

オープニングイベントは一般的なテープカットとは異なり、陽管処陳茂春処長とゲスト代表による「抜穂」で開幕及び幸福祈願を行い、故事館と未来の蓬莱米復元植栽活動のために最高の祝福をささげました。

オープニングセレモニーでは台湾大学農芸学部謝兆樞教授より、復元植栽に先駆けて成功した蓬莱米古穀種-「中村」種が故事館に贈与され、竹子湖原種田農耕回復計画の目標に向かってさらに一歩推進することができました。謝教授によると、台湾本土には既に「中村種」が無くなっており、国立台湾大学磯永吉学会が日本国立遺伝学研究所より寄贈された10粒の「中村種」種も、冷蔵庫の中で30年以上も眠り続けていたため、先発の復元植栽は全滅でした。しかし、日本国立遺伝学研究所が「中村種」の台湾稲作史に対する特別な意義を感じて、再度50粒の種を寄贈したため、遂に2014年2月に、30数年間の眠りから目を覚ました3株の幼苗を得ることができ、全滅だった最初の種数を合わせて、実際に得られた発芽率は僅か5.76%(日本側の理論的な発芽率は30%)で、「中村種」は何とか復活することができたのです!

もう一つの意義深いオープニングイベントは、奇美グループ創設者の許文龍氏より故事館にご自身の手作りによる「蓬莱米の父-磯永吉」と「蓬莱米の母-末永仁」の胸像が贈与されたことです。オープニングセレモニーが行なわれ、元駐日代表の羅福全氏が代わりに塑像を作る感想を述べました。許氏はまた個人名義にて「竹子湖蓬莱米原種田故事館」ノートの印刷製造を寄付され、故事館内に収蔵された物語に、更なる美しい1ページを盛り込んでくれました。

午後は陽明山国家公園解説員が皆様を率いて竹子湖社区を巡りました(東湖、頂湖、下湖3区含む)。道中で豊富な竹子湖地区の自然生態や文化的に雰囲気に対して、全く新しい認識を深めました。

陽明山国家公園は当スポットを観光スポットとして登録し、人々に台湾蓬莱米の物語や竹子湖蓬莱故郷の物語を伝えて行きます。今後は皆様のご来訪を大いに歓迎し、無駄足には終わらせません。竹子湖原種田故事館に関するお問い合わせ電話:(02)2861-3601、ホームページ:https://2019moi15.hamastar.com.tw/jp/。