アサギマダラチョウの国際連携研究
為減緩臺灣獼猴與遊客衝突,本處將試辦以漆彈槍驅趕臺灣獼猴
アサギマダラチョウ類のチョウで、黒褐色の羽の上に、くっきりとした淡い青色の斑があることでその名が付きました(漢名:青斑蝶)。
アサギマダラチョウの幼虫の食草はタイワンキジョラン、イケマ等です。シマダヒヨドリの花の蜜にはピロリジジンアルカロイド(pyrrolizidine alkaloids、PAs)と呼ばれる植物アルカロイドが含有され、アサギマダラチョウが花の蜜を吸うと、エネルギーを得るほか、同時にこれらエネルギーとは無関係の植物二次代謝物を吸い、これら植物アルカロイドは合成フェロモンの重要成分であり、アサギマダラチョウのこのような食性はアルカリ性植物嗜好(Pharmacophagy)と呼ばれます。陽明山国家公園のシマダヒヨドリが開花するときが、アサギマダラチョウ観賞の絶好のタイミングです。
台湾と日本のアサギマダラチョウは分類上同一亜種(Parantica sita niphonica)に属します。日本国内のアサギマダラチョウは季節によって移動します。春・夏の初めは南から北へ、秋になると北から南へ、山から平地へと移動します。2000年に2回台湾北部陽明山で標識し、日本の鹿児島県、滋賀県でそれぞれ日本の研究者によって捕獲されたアサギマダラチョウに記録があり、そして翌年2001年11月下旬には台湾屏東県と北部陽明山国家公園でそれぞれ日本の奈良県と長崎県で標識されたアサギマダラチョウが再捕獲または記録されており、台湾-日本間でのアサギマダラチョウの長距離往復飛行の現象がより確立されています。
野外環境で見られるアサギマダラチョウの成蝶は、オスがほとんどを占めており、シマダヒヨドリ(Eupatorium shimadai)、タカサゴサンシチソウ(Gynura formosana)などのキク科(Compositae)の蜜源植物を好み、発生する季節になると、群れを成して花に群がり、蜜源に吸い付いている様子が見られます。昼間の活動時、気流に乗って低地から山地へゆっくりと上りながら飛んで行きます。
台湾でアサギマダラチョウは台湾全土の標高0~2000mに分布しており、低標高の山地を主としています。通年見受けられますが、平地に出現する数は多くありません。北部の陽明山国家公園では毎年4月頃になると、大屯山山麓一帯でアサギマダラチョウが姿を現し始め、数が日を追って増加し、6~7月にピークに達します。これまでの調査によると、アサギマダラチョウの数量は最多で9万余匹に達します。
野外環境