大屯火山群の地形と地質-主な火山の紹介
七星山は大屯火山群の最高峰で、主峰の標高は1,120mです。七星山は約70万年前に噴火が開始し、山頂部は火山の噴火が終了した後侵食されて7つの小さいピークが形成されました。山の東南側と西北側に断層が通っているため、温泉、噴気孔等があります。噴出した溶岩と砕屑岩が層を成して堆積した成層火山です。紗帽山は円形の火山丘で、形状が中国の烏紗帽に似た、七星山の側火山です。形成時のマグマが比較的粘性を持っており、流動性が小さかったため、ゆっくりと円形の滑らかで優美な円錐状火山が形成されました。

百拉卡公路から遠眺した東南方向の七星山

小油坑上方から見下ろした東南方向の七星山

小観音上空から遠望した東南方向の七星山

七星山鹿角坑上空から見下ろした七星山の鴨池

温泉渓谷

小油坑噴気孔
大屯山は約50万年前に形成された成層火山です。その形状は南北方向に走っており、四周の斜度が非常に大きく、河流によってたくさんの渓谷が刻まれています。岩石は輝石と紫蘇輝石を挟んだ角閃石安山岩です。主峰の標高は1092mで、夕陽と秋のススキ観賞に適した場所です。山頂部には4つの小さなピークがあり、中央の低い窪んだ湿地、大屯坪を囲んでいます。北側には側火山の菜公坑山があり、これは円錐状火山で、その上にいくつかの有名な「反経石」(磁石成分が含まれる岩)があり、岩石中の磁鉄鉱の分布が不均一で、コンパスの針を大きな角度で歪ませます。

西から東に俯瞰した大屯群峰と百拉卡公路

関渡上空から北を望んだ大屯群峰

西から東に俯瞰した大屯群峰と百拉卡公路

関渡上空から北を望んだ大屯群峰

百拉卡公路鞍部付近から南を望んだ大屯山

小油坑から遠望した大屯山

大屯山腰から遠望した枕頭山

大屯山頂から遠眺した大屯西峰
竹子山は標高が1,103mで、約70~80万年前に噴火して火山が形成されました。竹子山の上流から下ってきた溶岩流が分布した範囲は極めて広大で、大屯火山群の中でカバー面積が最大の火山と言えます。金山郷、石門郷、三芝郷の大部分の地区を覆い、さらには富貴角及び麟山鼻の海辺までも竹子山─小観音山系からの溶岩流を見ることができます。この山系は峰が層を成して重なっており、典型的な火山円錐形でなく、主峰上にも明らかな火口はありません。稜線が険しく、本山系の主要な岩石を構成しているのは両輝安山岩です。竹子山上に重要な軍事施設があるため、ビジターの進入は禁止されています。

小油坑入口から北を望んだ竹子山脈

小油坑入口の展望台から西北方向を

眺望した小観音山

由陽金公路北望竹子山(陳育賢攝)