外来種の除去
台湾は地形の高低起伏が非常に大きく、多様な気候環境が形成されているため、植物の生態が非常に豊富です。しかし、人類の楽しみや必要によって、あるいは知らず知らずのうちに交通手段により本島に持ち込まれた植物の株や種子が、野での自然な馴化を経て当地の環境に適応した後、八通関のフランスギク、中高海抜のオオハルシャギク及びジギタリス、澎湖のテンニンギク等のように、帰化種となって野で自然に繁殖している場合があります。ひどい場合は本土植物に対して強い排斥を生じ、環境災害を引き起こすことがあります。例えば中南部のミカニアミクランサおよび台湾各地のオオバナノセンダングサ等がそうです。
陽明山国家公園の植物生態の豊かさは、皆が共同で力を合わせて守っていけるかどうかにかかっています。近年園区は強勢な草種と観賞植物の侵入に遭っています。例えばオオバナノセンダングサは開花量が大きく結実率が高い特徴があり、フック状の種子が有毛動物や人の衣類に付着して伝播され、日当たりのよい広い場所で生長します。開花して繁殖し、本地の生態に干渉を与えないようにするため、できる限りの範囲で適時に抜く必要があります。二種類目はツユクサ科のトキワツユクサです。暗い湿った斜面で生長し、匍匐生長して少しずつ本土の陰性植物を排斥します。隨時抜いて群を減らし、蔓延速度を遅らせる必要があります。別の園芸植物-アフリカ鳳仙花は、その花弁が色鮮やかで植栽が容易である特徴があるため、園芸界で一定の人気があり、結実率が高く、果実が弾けて伝播します。暗い場所に耐性があり湿気を好む特性で、園区の林や渓流の付近等の暗い場所に繁殖します。本処の植物生態を破壊しないように、この園芸植物の植栽を避けてください。外来侵入種の植物を植栽しないことで、生態がより美しいものとなります。皆で力を合わせて陽明山を守っていきましょう。