植物疫病の防除
最近台湾北部及び陽明山国家公園地区のヒカゲヘゴが病害で死亡する状況が発生しています。死亡する群の拡大を回避するため、本処は2009年に陽明山国家公園アオギリ科植物群落生態(及び病理)の研究に着手し、ヒカゲヘゴを主としたアオギリ科シダ類植物の植物群落データおよび病害で死亡が発生している地理分布情報の確立を進めています。かつ死亡の潜在的原因を探り、病害の種類を特定すると同時に、必要な防御措置と保全方法を実施して、台湾その他の地区のヒカゲヘゴ保全の参考となることを期待しています。
林業試験所が出版した「松の材線虫病防止ハンドブック」によると、1985年に新北市石門区のリュウキュウマツ林で松の材線虫病が発生した後、台湾全土で蔓延が続いており、本処では龍鳳谷地区での発生が比較的重大で、陽金公路及び百拉卡公路一帯でもちらほらと発生していることを把握しています。本処は上述の防止ハンドブックの内容に基づいて毎年必要な防止処理を行っており、蔓延の機会を減らすと共に、枯れた木が倒れてビジターの安全に危険が及ぶことがないように努めています。