
冷水坑溫泉

大油坑支流上の換質安山岩
旅の特色
陽明山国家公園は、250万年前、元々は沈積岩の岩層で覆われていましたが、200万年の間に度重なる活火山噴火活動を経て、徐々に現有の火山地形となり、大屯火山群と呼ばれています。火山活動が停止してから、温泉や噴気孔等の後火山活動による特殊な地質景観が陽明山国家公園を最も代表する特色となっています。園区内には十余の温泉エリアがあり、そのうち一部の温泉水資源は日本統治時代にすでに開発され、沐浴、観光の機能を果たしていました。 園区内の温泉水の水質は3種類に分けることができます:
- 酸性硫酸塩温泉:pH値は2.1~3.0の間で、豊富な硫酸根イオンが含まれ、双重渓、四磺坪、焿子坪等の地区がその典型的な代表です。
- 酸性硫酸塩塩化物温泉: pH値は2.2~3.5の間で、塩素イオンの含量が前者より豊富で、硫酸根イオンの含量は比較的低くなっています。馬槽及び大油坑温泉が代表です。
- 中性炭酸水素塩温泉:pH値は6.0~6.9で、炭酸根イオンを含有し、且つ水質が中性に近いことが特徴で、鼎筆橋、冷水坑の温泉がその典型的な代表です。
冬季の陽明山は東北季節風の影響を受け、気候は雨が多くて寒く、温泉に浸かるには非常に適した季節です。本処では冷水坑に男女温泉浴場をそれぞれ1つ設けており、民衆にとても歓迎されています。毎日多くのビジターが利用しています。寒い冬の間、陽明山で登山ハイキングをした後に、温泉浴場を訪れることは、人生の1つの大きな楽しみとなります。健康にもとても有益です。
推薦ルート
- 台北→/(車)小油坑→/(1.65km、急な上り坂)七星山主峰→/(0.3km、下り坂の後登り坂)七星山東峰→/(1km、急な下り坂)夢幻湖→/(09.km、急な下り坂)冷水坑温泉体験→帰路
ルートの特色
本ルートは全長約3.85kmで、七星山主峰は標高1120mです。園区内で最高の眺望スポットであるため、山頂に立って周囲の景観を満喫することができます。本ルートの沿線には豊富な地質景観資源があり、噴気孔や硫黄の結晶、熱水変質作用等、各種後火山活動の働きを鑑賞するのに適しています。本ルートは標高が高く、斜度が険しく、山頂では風がやや強いため、探訪に向かうビジターは防寒着、雨具、飲用水、簡単な食べ物等を装備し、万一に備えておくことをお勧めします。
交通の提案
- 行き: 台北駅で大都会バス260番に乗るか、剣潭MRT駅で赤い大都会バス紅5番に乗り、陽明山バスターミナルで遊園バス108番に乗り換え、小油坑バス停で下車します。 2)土日祝日は新荘で三重バスの観光バス111番または万芳社区で大都会バスの観光バス109番に乗って陽明山バス停で下車した後、陽明山バスターミナルで遊園バス108番に乗り換え、小油坑バス停で下車します。
- 帰り:
1. 冷水坑バス停で108遊園バス108番に乗り陽明山バスターミナルで大都会バス紅5番または260番に乗り換えて士林、剣潭または台北駅等に戻ります。土日祝日は陽金公路、勝利街入口で三重バスの観光バス111番で新荘に戻るか、大都会バスの観光バス109番で万芳社区に戻ります。
2. 冷水坑バス停で首都バス小15番に乗って剣潭MRT駅に戻ります。