陽明山国家公園は重要な社会環境教育手段の一つであり、園区及び周辺には多くの環境が美しく、それぞれ特色のある学校があります。校区内の生態人文環境は一般の市区の学校より豊富で、環境教育推進の拠点として非常に適しています。2011年に正式に施行された《環境教育法》に合わせ、国家公園の環境教育推進における豊富な経験を活かし、関連の学校と連携することができれば、環境教育の推進に極めて有益となります。
本処は台北市教師研習センターと共同で、陽明山区にある湖田、湖山、大屯、泉源の4つの小学校と格致中学、惇敍工商等を含む6つの学校と連携し、「陽明山生態学校」を形成する構想を提案しています。本処が関連資源と経験を提供し、ここを起点として将来的にはその他の区内および近くの学校へと普及させていくことを展望しています。 陽明山国家公園は都会型の国家公園に属し、交通が便利で施設が整っており、人々が非常に親しみやすく、同時に世界でも少ない火山地質をテーマとした国家公園であるため、教育、教学の面でこの国家公園は大自然の教室とも言えます。陽明山国家公園には多くの自然及び人文資源があり、生態学校の推進と連携を通して、より広く着実に普及させることができます。