陽明山国家公園の西側、大屯主峰と二子山の間の火山凹地に有ります。
道路は平坦で、地勢は広々としてその間には、3つの池があります。大屯山西側の逆風面に位置しているため、よく雲や霧がかかってその秀麗な景色が特徴です。また本地区は亜熱帯と温帯の間に属するため、気候が温和で、植物の種類が非常に多く、林相が複雑です。辺縁はタブノキ、黒松、タイワン楓を主とする林で、山深い幽境といった趣があります。亜高木と潅木層はタイワンツルピニア、ヒサカキ、セイロンマンリョウ、タカサゴイヌザク ラ、ハドノキ、尖葉楓及びタイワンカクレミノを主とし、草本層はインドクワズイモ、蘭嵌曲蕊馬藍(Strobilanthes rankanensis Hayata)、ヤマアイモドキ、サツマイナモリ、キバナアキギリ、タイワンシュウカイドウ及び各種のシダ植物が多くあります。目前全区域にツツジ、山桜、赤楠、タイワンエゴノキ、及び多種類の胡蝶食用植物、蜜源植物が密生しており、さらに数十種類の水生植物もあって、胡蝶や鳥類の観賞、登山、ハイキング、景色の観賞、植物観察等の活動に適しています。