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  • 日付:2011-11-17
旅の特色

春の陽明山といえば、ほとんどの人が陽明公園のにぎやかな花季を連想します。多くの満開となった山桜やツツジがありますが、園内を埋め尽くす人と車にはかないません。しかし、陽明公園を離れ、国家公園の遊歩道にやってくると、生い茂るさまざまな原生植物が別のまったく異なる景観を届けてくれます。春の陽明山には多くの非常に特色ある植物があり、誰でもよく知る山桜が山いっぱいを柔らかなピンクに染めます。園芸種と異なるキンモウツツジは、園区内で最もよく見受けられる原生種のツツジで、花の色は比較的深い赤で、葉にはいっぱいに黄金色の絨毛が生えており、保護作用を発揮しています。タイワントキワアジサイは、白い無性の花萼片を持ち、花びらとよく勘違いされますが、実際の花は白い花萼片の間にある目立たない黄色い小さな花です。近寄って匂いを嗅いでみると、特殊な香りがします。このほか、タブノキが新芽を出している様子を見ることができるかもしれません。柔らかい芽を包む芽鱗は赤色で、豚の足にも似ており、とても可愛らしいものです。

上述のよくある植物のほか、遊歩道のそばにはまだ多くのほかの植物が春にはさまざまな色の美しい花を咲かせます。但し、込み合った車と人の波を離れて、国家公園の静かな遊歩道に入らないと、春の陽明山が持つ生気と清々しさを体験することはできません。

推薦ルート

台北→/(車)ビジターセンター→分離歩道→/(0.7km、緩い上り坂)中興路入口→(0.8km、緩い下り坂)陽明書屋→(1.7km、緩い下り坂)陽明公園→(1.5km、ほぼ平らな坂)260番バスターミナル→帰路

ルートの特色

本ルートは全長約4.7kmで、斜度が緩やかな入門レベルのルートです。春にはサクラやツツジ、ホウセンカが満開になり、ファミリーでのハイキングに適しています。

交通の提案
  • 行き:
    1. 台北駅から大都会バス260番に乗るか、剣潭MRT駅で赤い大都会バス紅5番に乗って陽明山バスターミナルで遊園バス108番に乗り換え、ビジターセンターで下車します。
    2. 北投MRT駅で大南バス小9番または石牌MRT駅で大南バス小8番に乗るか、あるいは内湖、東湖MRT駅等で光華バス681番に乗り、ビジターセンターまたは第二駐車場で下車します。
    3. 土日祝日は新荘で三重バスの観光バス111番に乗るか、万芳社区で大都会バスの観光バス109番に乗って第二駐車場で下車します。
  • 帰り:
    1. 陽明山バスターミナルで大都会バス紅5番または260番に乗って士林、剣潭または台北駅等に戻ります。
    2. 陽金公路、勝利街入口で大南客運230番、小9番に乗り北投に戻るか、大南バス小8番で石牌に、または光華バス681番で内湖に戻ります。
    3. 土日祝日は三重バスの観光バス111番で新荘に戻るか、大都会バスの観光バス109番で万芳社区に戻ります。